エアコンから「カタカタ」と異音がするとの症状でご入庫頂きました。
エアコンで異音がするトラブルですと通常はコンプレッサー回りやファンが付いている箇所に
原因があるのですが、今回も診断の結果コンプレッサーの交換となりました。
コンプレッサーはエンジンを動力としてベルトで回っていますので、異常が出ると
エンジンの回転に比例して音が出てしまうことがあるのです。

ガス漏れの症状でご入庫頂き、診断した結果エバポレーターからガスが漏れていたので
エバポレーターの交換修理を行いました。
室内を大がかりにバラして、ケースの奥にあるエバポレーターを交換します。
同時にエキスパンションバルブ、リキッドタンクも合わせて交換しました。
真空引き、ガスチャージを行い漏れが無いことを確認して完了です。
レトロフィットは旧型のR12のガスを使用するお車を新型のR134ガス適用のお車に改造する
作業です。R12は製造が既に中止され入手も困難ですし、環境負荷も大きいのです。
またガスチャージの料金もR134に比べて倍の料金がかかってしまいます。
R134対応に変えると沸点が変わるので使用圧力が変わること、オイルも変更が必要なこと、
チャージを行うボートの形状が変わってくることなどには変更後、注意が必要です。
エアコンシステムの心臓部ともいえるのがコンプレッサーです。
コンプレッサーにガス漏れや焼き付けと言ったトラブルが起きてしまうと
いくらガスチャージをしてもエアコンの効きは回復しません。
低圧配管に詰りの症状もありましたので、合わせて交換しました。

エアコン不調でご入庫頂き、原因を探ったところエバポレーターからの漏れが原因でした。
パネルをバラしてエバポレーターを交換していきます。
今回は風量調整機能にもトラブルがあり、レジスター・ブロアモーターと点検していき、
モーターの不良を断定して交換しました。
ベンツのエアコンではエバポレーター、ブロアレジスターはトラブルが多い箇所でもありますで
不調をお感じになられましたらお早めにご相談下さい。