
メーターにSRSの警告が点灯している状態です。
SRS警告灯が点灯しているとエアバッグが開きませんので早期の修理が必要です。
ベンツ・BMWなどは助手席着座センサーのトラブルで点灯する事例が多いのですが。
今回はテスターによる判定でコントルーユニットの交換が必要と判明しました。
新品のユニットと交換し、コード入力と実測測定を行い無事完了です。

エアコンが効かないという症状でご入庫頂き、原因を探ったところエバポレーターから
漏れていました。エバポレーターの交換は難しい作業ではありませんが、
メーターやダッシュボードなど運転席や助手席をどんどん外して、奥にあるエバポレーター
を交換しなければなりません。 交換してガスチャージをして効き目を確かめたら
完了です。

水漏れの症状でご入庫頂き、原因を探ったところラジエターに亀裂が入ってました。
前回りを脱着し、ラジエターを新品と交換していきます。
冷却システムであるラジエターの異常を放置すると、オーバーヒートやAT損傷に繋がって
しまう危険もありますので、水漏れや水温計の上昇などの症状には注意が必要です。
今回は、ウォーターポンプも一部に破損が出ていましたので、同時に交換させて頂きました。
エンジン不調の症状でご入庫頂いたBMWです。
診断の結果、エアを吸い込むエルバホースとOリングの劣化が主な原因と判明。
スロットとヘッドの間にあるインシュレーターとOリングを新品に交換していきます。
また、サーモスタットとハウジングの点検も合わせて行わせて頂きました。

まずは下回りの洗浄からはじめて、オイルパン、ハウジング、エレメントと点検していきます。
フェラーリなど重心の低いクルマはクランクシャフトよりしたのオイルパンを小さくすることで、
重心を下げる「ドライサンプ方式」を採用していますので、
通常構造の車よりもエンジンオイルに関するトラブルは多い傾向にあります。

オイル漏れの症状でご入庫頂いたBMW 5シリーズです。
まずはエンジンルームを覗いてオイル漏れの箇所を特定していきます。
エアインテーク関係からオルタネーターと慎重に外していき、オイルフィルターハウジングを
外します。オイル漏れが激しかったので、ガスケット交換ではなくオイルフィルターハウジングを
新品に交換。エンジン内部を徹底的に洗浄した後、取り付けて完了となりました。

オイル漏れや水漏れの症状が治まらない場合に行うのがエンジンヘッドオーバーホールです。
ヘッドオーバーホールではエンジンヘッドを分解し、バルブ・シャフトを点検。
バルブ、シリンダー研磨などの加工作業を行い、ヘッド部分に組み付けていきます。
オイル漏れや水漏れが頻繁に発生し、過去にオーバーヒートを起こしたり、
走行距離が長いエンジンのお車であればヘッドオーバーホールが必要になってきます。

エアコンからの異音がするとの症状でご入庫頂きました。
エアコンから「カタカタ」と音がするとのことで、詳しく診断させて頂いた結果、コンプレッサーの
異常から音が出ていると判明しました。コンプレッサーはエンジンを動力としてベルトで回って
いますので、異常が出るとエンジンの回転に比例して異音がする場合があります。
今回はリビルト品と交換して無事に音も収まりました。
エンジンチェックランプ点灯 (ポルシェ カイエン) |

症状をお伺いしたところ、エンジンチェックランプが点灯し、アイドリングも不安定とのことでした。
診断の結果、イグニッションコイルにクラックが入っていたのでコイル交換を行っていきます。
イグニッションコイルトラブルはカイエンのエンジン不調の原因としてよくある症状の一つと
言えます。また、プラグも消耗していましたので合わせて交換しました。
コイル交換、プラグ交換を行ったところ、チェックランプも消えて本来のエンジンパワー
を無事取り戻しました。

アウディ A4 加速時のコーナーで異音がするとの症状です。
試走とテスター診断を行い原因を探っていたところ、左側のドライブシャフトから音が
出ていました。また、ベアリリングの内部にも水が溜まってしまっていたので
ドライブシャフトと合わせてベアリングも交換していきます。

ベンツにはわりとよくあるトラブルの一つがデファレンシャルからのオイル漏れトラブルです。
ギアの減りやキズを確認し、シールキットを使って左右のシール交換を行っていきます。
オイル漏れのみならず、デフから異音がしている症状もある場合には
デファレンシャルを分解してのオーバーホール作業も必要になってきます。

ベンツ Sクラス W220シリーズによくあるのがエアサストラブルです。
今回の原因はエアサスの「ひび割れ」と「バルブの劣化」でした。
エアーが漏れ出すと警告灯がメーターに点灯します。放置してしまうと、
リレーの焼き付け、エアサス本体の破損とどんどん金額の高いトラブルに
発展してしまいますので、初期の段階でしっかりケアするのが大切です。

ボクスターのバッテリー、オルタネータートラブルです。
オルタネーターはバッテリーの充電等の各電機装置への電力供給を行う箇所です。
ですから、例え最新のバッテリーに交換してもオルタネーターに不調をきたすとバッテリーにも
異常が出てしまいます。 ボクスターはエンジン配置が車体中央にありますので、
屋根を開けてオルタネターを外して交換作業を行っていきます。

純正のナビやオーディオではやはり不満がありますので、修理のご依頼や車検のご依頼と
ともにカーナビやオーディオの変更をなされるお客様は結構いらっしゃいます。
ファインは電装品整備会社も経営する電気のプロですので、この手の作業も得意分野です。
純正品を外すとエラーコードが出たりしてテスターでの設定変更も必要になりますので、
輸入車の実績と電装の技術を兼ね備えた店で交換されるのが安全です。

ヒーターからの温風が出ないとの症状でのご入庫です。
今回の原因はヒーターコアの詰りとエバポレーターの破損でした。
ヒータートラブルには他にもサーモスタット系、バルブ、ウォーターポンプ、
冷却水の漏れなども考えられる原因になってきます。
エバポレーター交換のためダッシュボードを外して内部を分解して交換します。